【江口寿史】人気イラストレーター江口寿史の経歴やイラストの特徴について解説!

江口寿史サムネイル

こんにちは、Ryoです。

今回は、人気イラストレーター江口寿史さんの経歴やイラストの特徴などについて解説していきます。

江口寿史さんと言えば、「ストップ!! ひばりくん!」や「すすめ!!パイレーツ」などの漫画作品を世に出した方であり、元アイドルの水谷麻里さんを世帯にお持ちの方です。

また、2023年3月14日(火)から4月23日(日)まで東京ミッドタウン日比谷にて、江口寿史イラストレーション展「東京彼女」が開催されるのも話題です。

江口寿史さんとは何者なのでしょうか。深堀りしていきます。

江口寿史のプロフィール・経歴

生年月日1956年3月29日
出身地熊本県
性別男性
出身校不明(デザイン専門学校入学)
職業イラストレーター/漫画家

江口寿史さんは1956年3月29日に熊本県水俣市で生まれました。

幼少期、TVアニメーション「鉄腕アトム」の影響で漫画の存在を知り、雑誌「少年」の「鉄腕アトム」の漫画連載をよく読んでいました。

その雑誌の中でも「ストップ!にいちゃん」という作品が一番好きだったと話しています。

中学2年生の時に父親の転勤で千葉県の野田市に転居しており、千葉県立柏高等学校を卒業後は浪人を経てデザイン専門学校に進みました。

その頃は、漫画を描くための名目で映画ばかり見ていたそうです。

1977年に週刊少年ジャンプで『恐るべき子どもたち』と『8時半の決闘』が掲載され、同年の10月に『すすめ!!パイレーツ』の連載が始まりました。

1978年には『名探偵はいつもスランプ』で第6回愛読者賞を受賞し、1981年の1月から『ひのまる劇場』を連載し始めています。

同年に自身最大のヒット作になる『ストップ!! ひばりくん!』の連載がスタートしました。

1990年、交際を続けていた元アイドルの水谷麻里と結婚し、この頃からイラストレーターとしての仕事が増えてきます。

1992年、『江口寿史の爆発ディナーショー』で文藝春秋漫画賞を受賞。

1998年に「アクション」誌において『キャラ者』の連載を開始し、2008年まで連載。江口寿史さんにとっては最長の連載になりました。

ここまで江口寿史さんの経歴について紹介してきました。次に江口寿史さんのイラストの特徴について解説していきます。

江口寿史のイラストの特徴について

江口寿史さんが描くイラストの特徴は、リアリティのあるポップで可愛らしい女性の絵が特徴的です。

女性のイラストを描く上で、髪や身体のしなやかさなどを意識しており、以前はファッションや小道具なども力を入れていました。

最近では、目に見えないものを表現として取り入れて、女性と一緒にいるような感情になってもらえるような表現をしたいと話しています。

世代を超えて愛されるイラスト作品ですが、これは江口寿史さん本人の人間性が関わっていると感じます。

江口寿史さんは昔から女性に庇われてきたため、女性には敵わないという思いを抱き続けており、憧れていました。

その憧れが、女性の魅力の本質を捉え、今の作品へと昇華されたのではないかと思います。

次に江口寿史さんの作品集について紹介します。

江口寿史の作品集

江口寿史が「週刊少年ジャンプ」に掲載した大ヒット作を、
未収録原稿を完全収録、カラーページも完全再現し、
雑誌掲載順に収録した究極のコンプリート・エディション。

Amazonより引用

『ストップ!!ひばりくん!』に並ぶ、
江口寿史のデビュー作して代表作『すすめ!!パイレーツ』の完全版。(全8巻)
雑誌発表順に収録、未収録原稿、カラー原稿も完全再現しました!

Amaoznより引用

KING OF POP「江口寿史」の38年間の画業に迫る決定版!!

『すすめ!!パイレーツ』、『ストップ!!ひばりくん! 』の大ヒットにより、
ギャグマンガに革命を起こし、
POPな画風とスタイリッシュなデザインでジャンルの垣根を超えて、
様々な影響を与えた江口寿史。
「江口寿史展 KING OF POP」を機会に、
多才な才能とその魅力に迫る、ファン待望の総特集。
表紙イラスト描き下ろし、新作マンガも掲載!

自ら分析し、自らで切り開く緊急特集。

Amazonより引用

16歳・夏・ボクシング──
長く熱い季節のプロローグ。

江口寿史が初のストーリー漫画に挑んだ
傑作『「エイジ」』の完全版。
(収録作品「エイジ」、「エイジ」2、「エイジ」’85)

原稿を現在最高の技術で再現。
また初のカラーを原稿収録、これまで未収録だった各話の扉絵も完全収録しました。

「エイジ」は、描写、構成、ネーム等、驚くべき挑戦がなされている作品です。
いまこそ是非読んでもらいたい日本マンガの最高峰のひとつだと思います。

Amazonより引用

最後にイラストを描く環境について紹介します。

江口寿史のイラストを描く環境とは

江口寿史さんは作業の工程ごとに3つのデスクを移動しています。

1つ目のデスクでは、下絵とペン入れ、消しゴムを使って修正などを行い、2つ目のデスクではPhotoshopを使い彩色したり、修整を加えて仕上げていきます。

3つ目のデスクでは、納品作業、メールのやり取り、文章作業もここで行っています。

デスクはいずれもPLUS製で1988年から使用しており、椅子はヴィンテージチェア、アーロンチェア、アームチェア等を使用。

作業の工程ごとに度数の違うメガネを使っていて、ペンなどの種類も豊富です。最近仕上げで使用しているペンは筆ペンをメインで使用しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は江口寿史さんの経歴やイラストの特徴などについて解説してきました。

若い方にも江口寿史さんの作品は認知されており、個展などメディアの出演も多いため今後の活躍もチェックしていきましょう。