【中村佑介】四畳半神話大系のイラストで有名なイラストレーター中村佑介の経歴やイラストの特徴について解説!

中村佑介

こんにちは、Ryoです。

今回は、森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」のイラストを担当していることで有名な中村佑介さんの経歴やイラストの特徴について紹介していきます。

アーティストの「ASIAN KUNG-FU GENERATION」や「さだまさし」のCDジャケットのイラストを担当しており、『夜は短し歩けよ乙女』などの小説イラストなども手がけています。

また、音楽の教科書やロッテのパッケージも担当していて、幅広い活躍を見せている中村佑介さんはどのような方なのでしょうか。

そのイラストレーター像を見ていきましょう!

中村佑介のプロフィール・経歴

プロフィール

生年月日1978年1月26日
出身地兵庫県
性別男性
出身校大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業
職業イラストレーター・ミュージシャン・漫画家

中村佑介さんは1978年1月26日生まれで、兵庫県宝塚市が出身地です。

幼少期の頃から絵を描くことが好きで、よくイラストを描いていました。

父親は建築家、母親は大手前大学教授の山下真知子さんであり、1歳上の兄がいる4人家族として育ちました。

大学は「大阪芸術大学芸術学部デザイン学科」出身で大学生の頃に漫画作品を何点か描いています。

元々は漫画家志望だったのですが、自分が描いた作品を面白いと思ったことは無かったと話しています。

大学の同級生達に読んでもらっても、「扉絵だけは面白い」と言われ、内容についてはあまり評価されなかったので、扉絵だけを描くことにしました。

扉絵を描いていく中で、タイトルやセリフ、外枠が少しずつ無くなっていき、今の一枚絵の原型になったという経緯があります。

大学卒業後は、民間企業に就職せずに2年間大学の助手として働きました。

助手を辞めて2002年の頃からイラストレーターとして精力的に活動し始めており、個展を開くほどの勢いになりました。

2008年には、大阪堀江「ART HOUSE」で似顔絵展を開催をして、10日間で参加者300人以上のイラストを制作したと話しています。

また翌年には、中村雄介さんの初の画集『Blue』を発刊し、9万部以上の売り上げを更新するイラストレーターの画集として異例の発行部数になっています

2017年に、15年間の活動を集結させた『中村佑介展 15 THE VERY BEST OF YUSUKE NAKAMURA』を大阪芸術大学スカイキャンパスで開催し、2023年に石ノ森萬画館にて『中村佑介20周年展』を開催しました。

ここまで簡単に中村佑介さんの経歴について解説してきました。次に中村雄介さんのイラストの特徴について紹介していきます。

中村佑介のイラストの特徴について

中村佑介さんのイラストの特徴は、カラフルでノスタルジックな作風のイラストが特徴的です。

キャラクターをメインに強調するのではなく、背景と同化させてその世界観の中で生きている印象を作り出しています。

また、もう一つ特徴として構図が真横であることも挙げられます。

横を向くことでキャラクターの目線を逸らし、フラットな印象を与えることができると話していました。

イラストで使用する道具

中村佑介さんは、線画をケント紙を使って手書きで描いています

色塗りに関してはデジタルで行っており、Photoshopを使用しています。

実際にどのように作業しているかを知りたい方は「みんなのイラスト教室」という書籍がおすすめです。

この本では作業する工程が順番に解説されています。

ここまでイラストの特徴について紹介してきました。次にグラニフとのコラボ商品についてお話ししていきます。

グラニフとのコラボ商品

グラニフとは、東京のデザインプロダクション「グラフィス」が展開しているTシャツ専門ブランドの名称です。

イラストレーターの中村佑介さんは、グラニフとのコラボで2023年3月10日からオンライン・店舗より販売を開始しています。

今回のコラボでは、Tシャツやワンピースなどのアパレルの他、ハンカチ、トートバック等の雑貨類を含む16種類がコラボ販売されています。

『夜は短し歩けよ乙女』や『四畳半神話大系』などの作品がプリントされた商品も出ていますので、お求めの方は立ち寄って見るのもありかもしれません。

下記はグラニフの公式ページになります。

次に中村佑介さんが出版している画集や作品集について見ていきます。

中村佑介の画集・作品集

下記は出版している画集や作品集になっています。

人気ミュージシャン「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、 夜は短し
歩けよ乙女(森見登美彦)、赤川次郎ベストセレクションの文庫カバーで知られる人気イラストレーター中村佑介の初作品集が刊行。
数々のCDイラストに加え、森見登美彦、赤川次郎、石田衣良、枡野浩一 、池上永一などの小説カバーもすべて収録。
中村佑介の200点あまりのイラストを網羅的に収録し、その10年の軌跡を追う初の画集。

Amazonより引用

画集では異例の9万部突破のベストセラー!
人気イラストレーター・中村佑介、待望の画集第二弾がついに発売!

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケット、『謎解きはディナーのあとで』の装丁画などで
知られる大人気イラストレーター・中村佑介の五年ぶり、待望の第二弾画集。

上記のような代表的仕事はもちろん、さだまさしベストアルバム、『四畳半神話大系』キャラクターデザインなど。
また、一般的には目に触れる事の少なかった、音楽の教科書や季刊エス、文芸誌『きらら』に描きおろしたイラストも数多く収録し、一冊目以上にキャッチーさと見ごたえを増した充実の内容です。

Amazonより引用

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、
「謎解きはディナーのあとで」などの小説表紙でおなじみの
大人気イラストレーター・中村佑介本人による初のハウツー本!

「もっと人に見てもらうには?」「プロのイラストレーターになる方法は?」
多数の疑問と実際の生徒作品を元に、アイデアと知恵を教えます。
その他、進路相談や中村自身のラフ画紹介など、バラエティ豊かな全 130ページ。

タイトル通り、年齢も、絵のジャンルも問わないやさしくて本格的な「みんなの教室」です。

Amazonより引用

人気イラストレーター・中村佑介氏が描いた架空アイドル・きららちゃんのイラスト30点に、豪華アーティストたちがインスパイアされて書いた詞が並ぶかたちの新しいスタイルのイラストレーションブックです。

参加アーティスト
いしわたり淳治 カジヒデキ 小西康陽 小宮山雄飛(ホフディラン) 高橋久美子 堂島孝平 西寺郷太(ノーナ・リーヴス) 秦 基博 ボニー・ピンク 山田稔明(ゴメス・ザ・ヒットマン) ワタナベイビー(ホフディラン) (敬称略・五十音順)

Amazonより引用

『COLOR ME』以来の、著者二冊目となるぬりえブック『COLOR ME, too』がついに発売!
人気イラストレーター・中村佑介の珠玉の自選イラスト40点を集めたファン待望の一冊!


『COLOR ME』以来の、著者二冊目となるぬりえブック『COLOR ME, too』がついに発売! ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのCDジャケットから、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍カバー、浅田飴、ロッテのチョコパイなどのお菓子のパッケージまで、幅広い仕事を手がける人気イラストレーター・中村佑介の珠玉のイラスト40点を集めたファン待望の一冊!

表紙の描き下ろしに加え、CDジャケットや書籍カバー、お菓子のパッケージ、雑誌の描き下ろしなど、近年の仕事を中心に、中村佑介自ら厳選した40点の作品を収録!

さらに、全ページ片面印刷で、インクなどの裏写りを気にせず、思う存分ぬりえを楽しめます。塗り終わったあとは、切り取り線に沿って切り離せば、部屋に飾ることも。
また、巻末には、色鉛筆、コピック、水彩絵具を使ったメイキングに加え、カラーイラストの見本ページも網羅した充実の一冊です。

Amazonより引用

人気イラストレーター中村佑介、初となる「ぬりえブック」が発売!

ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのCDジャケットから、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍表紙まで数々の仕事を手がける、いま日本で最も有名なイラストレーター・中村佑介。その作品集『Blue』『NOW』は、イラストレーターの作品集としては異例の13万部を突破。そんな中村佑介が満を持して、初めての「ぬりえブック」を発売! 誰もが一度は見たことのあるCDジャケットや書籍表紙を実際に自分の手で塗ることができます。

さらに、全ページ片面印刷で、インクなどの裏写りを気にせず、思う存分ぬりえを楽しめます。塗り終わったあとは、切り取り線に沿って切り離せば、部屋に飾ることも。

描き下ろし1点を加えた、全40点を収録。
巻末には、色鉛筆、コピック、水彩絵具を使ったメイキングも網羅した充実の一冊です。

Amazonより引用

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」のイラストを担当していることで有名な中村佑介さんの経歴やイラストの特徴について紹介してきました。

2023年で20周年を迎え、数々の作品を世の中に出してきてましたが、まだまだこれからも現役で作品を発表していきますので今後の動向も探っていきます。