【森倉円】キズナアイのデザインを担当したイラストレーター森倉円の経歴や画集・イラストの特徴など解説します!

森倉円_サムネイル

こんにちは、Ryoです。

今回はVTuber「キズナアイ」のキャラクターデザインも担当した人気イラストレーターの森倉円さんの経歴や画集・イラストの特徴などについて解説していきます。

2005年にライトノベル『インサイド・ワールド』の挿絵を担当し、イラストレーターとして商業デビューしました。

その後、「ユメ視る猫とカノジョの行方」の挿絵やVTuberの「キヅナアイ」のキャラクターデザインも担当するなど幅広い活躍をするマルチクリエイターでもあります。

森倉円さんはどのような人物像なのか、プロフィールを踏まえて見ていきましょう。

森倉円のプロフィール・経歴

プロフィール

生年月日1986年8月14日
出身地千葉県
性別女性
出身校不明(医療系の大学)
職業イラストレーターキャラクターデザイナー

森倉円さんは、千葉県出身の女性イラストレーター兼キャラクターデザイナーです。

子どもの頃からイラストを描くことが好きで、ラフに線を描いている時に感じると話しています。

高校生の入学する頃にPCを買ってもらい、マウスを使ってお絵描き掲示板やお絵描きチャットで、イラストを描くようになりました。

初めて使用したペンタブレットは、「Intuos3」を使用していて、これはお絵描き掲示板の知り合いから譲り受けたものだと話しています。

PCを買う前はアナログで描いており、友人以外で見せる機会はありませんでしたが、当時ホームページを作成することが流行していたこともあり、自身でホームページを作りイラストを掲載していました。

森倉円さんは、引越しする機会が多く2009年の時点で4回の引越しを経験していました。

引越しするタイミングで、前から気になっていた液晶ペンタブレットに変えようと思い「Cintiq 27QHD」を購入しています。

高校卒業後は進学しており、美術系か医療系かで迷っていましたが「自分が絵で生活していける想像できない」という理由で医療系大学に進みました。

在学中に、商業用のイラスト制作のオファーを受け、2005年にライトノベル『インサイド・ワールド』の挿絵で商業デビューしています。

その後、学業と並行してイラストの仕事を受けていましたが、就職活動を期に一時休止しています。

就職してからイラストを描く頻度は少なくなっていましたが、何年かぶりにコミケに行ったことを期に活動を再開し、2013年から作家活動を再開しました。

同年から同人誌活動も開始し、女の子の彩り豊かなファッションや季節感あふれる場面などをテーマにした作品集を発表したことで話題になり、人気サークルの仲間入りを果たすまで大きくなりました。

2016年には、有名VTuberの一人である「キズナアイ」のキャラクターデザインを担当し、2017年には、丸井グループのオリジナルアニメCM『猫がくれたまぁるいしあわせ』のキャラクターデザインを担当しています。

2023年でも同人誌活動を続けており、絵師100人展の作品展にも選ばれました。

ここまで森倉円さんの経歴について解説してきました。次に森倉円さんのイラストの特徴について紹介していきます。

森倉円のイラストの特徴について

森倉円さんのイラストの特徴は、柔らかく透明感のあるタッチと日常の中にある少女たちの「かわいい」仕草や瞬間を描いている作品が多いことが特徴です。

全体的な印象としてはシンプルですが、服や顔や髪など注目して欲しい部分には描き込みを多くしてメリハリのある要素を取り入れています。

また、髪の毛の躍動感を意識することで、その時の雰囲気やキャラクターの性格などを表現することができると話しています。

下記は森倉円さんのイラストメイキング動画です。イラストを描く方はぜひ参考にしてみて下さい。

次に森倉円の出版している画集・作品等について紹介していきます

森倉円の画集・作品について

下記に森倉円さんの画集・作品等をまとめました。

「キズナアイ」のキャラクターデザインを手がけた
人気イラストレーター森倉 円、待望の初画集


人気バーチャルタレント「キズナアイ」のキャラクターデザインを
手がけたことでも知られるイラストレーター森倉 円、待望の初画集です。

本画集では、キズナアイの関連アートワークをはじめ、
活動初期から現在に至るまでの作品を厳選して収録しています。
これに加え、作家の思考と手順を詳細に綴った描き下ろし作品のメイキング、
秘蔵のラフスケッチ、創作の秘密に迫るインタビュー記事を収録。
200ページ近くにも及ぶボリュームの中に、作家の魅力を余すところなく詰め込みました。

また、B5ワイドサイズの大きな判型と最先端の高精細印刷(ブリリアントパレット)を
採用することで、
作品本来の魅力を隅々まで堪能いただける仕様となっています。

作家の魅力が詰まった初画集を、ぜひお手元でご覧ください。

Amazonより引用

  • ジャンル:オリジナル イラスト集
  • 作家:森倉円
  • サークル: CANVAS
  • 発行日:2016/08/14
  • サイズ: B5 20p
Amazonより引用

  • サークル名:SYNTHESiS DESiGN
  • 作家:ミツナリ 森倉円 望月けい
  • ジャンル:アイドル
  • 発行日: 2018/08/12
  • サイズ:イラスト集/B5 58P
Amazonより引用

  • A4
  • 40p
Amazonより引用

次に使用しているイラスト道具について解説していきます。

使用しているイラスト道具

森倉円さんのイラストを描く環境は、WindowsPCに「Cintiq 27QHD」と、サブディスプレイとしてEIZOの24インチディスプレイを繋いで使用しています。

イラストソフトは、以前は「SAI」を使用していましたが、仕事の関係で大きなサイズのイラストを描く必要があったため、現在は「CLIP STUDIO PAINT EX 」だけになりました。

ペンは「Intuos3」を使用している時から標準芯を使っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は森倉円さんの経歴や画集・イラストの特徴などについて解説してきました。

ライトノベルの挿絵やキャラクターデザイン、同人誌など様々な環境で活躍して、絵師100人展に選ばれるなど今後の活躍の期待が膨らみますね!