【イリヤ・クブシノブ】攻殻機動隊のイラストレーターの経歴や画集などについて解説!

イリヤクブシノブサムネイル

こんにちは、Ryoです。

今回は、攻殻機動隊のイラストレーター「イリヤ・クブシノブ」さんの経歴や画集などについて紹介していきます

イリヤ・クブシノブさんと言えば「攻殻機動隊 SAC_2045」のキャラクターデザインや原恵一さんが監督した「バースデー・ワンダーランド」のキャラクターデザインを担当した方です。

2024年3月時点でTwitter(X)のフォロワーが58万人、Instagramのフォロワーが198万人と国内外に多数のファンがいるほどの人気です。

イリヤ・クブシノブさんとは一体何者なのでしょうか。深掘りしていきます。

イリヤ・クブシノブのプロフィール・経歴

イリヤ・クブシノブのプロフィール

生年月日1990年2月20日
出身地ロシア
性別男性
出身校不明(大学中退)
職業イラストレーター

イリヤ・クブシノブさんは1990年2月20日生まれで、出身はなんとロシアです。

幼い頃から本を読んだり、イラストを描いたりして自分の世界に没入することが多い子どもだったので母親によく注意されていました。

6歳の時に押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の作品に出会い、そこから日本のアニメに興味が沸きました。

絵を学び始めたのは11歳の頃からです

授業内容は一般的なものと専門的なものと半々くらいで、専門の内容が「建築」ということもあり、モチーフのバランスを重視したデッサンを描いていました。

17歳になるまでの6年間その学校に通い、その後1年間アニメーションの専門学校に通いました。

専門学校の後は大学の建築学科に進学しており、在学中にゲーム会社で働いたことをきっかけにゲーム業界に興味を持ち、大学中退してゲーム会社に就職したと語っています。

ゲーム会社やモーションコミックの会社など色々な経験を経て、2014年に憧れの日本に来日してフリーランスとして活動を始めました。

第8回国際漫画賞で「サマーシュラウド」という作品が入賞しており、2016年には初となる商用画集「MOMENTARY」を出版しています。

2020年にはNetflix配信アニメである『攻殻機動隊 SAC_2045』のキャラクターデザインを担当し、6歳の頃から好きだった作品に携わることができました。

ここまでイリヤ・クブシノブさんのプロフィールと経歴について解説してきました。次にイラストの特徴について解説していきます。

イラストの特徴について

イラストの特徴としては、幅広いテイストの作品を描けることが挙げられます。

デフォルトで描くものもあれば、リアルな肖像画を描くこともありとても多才です。

厚塗りベースの質感を強調した塗り方やフラットで柔らかいタッチのイラストなど、一つ一つの作品で形が変わりますが、共通していることはバックストーリーがあることだと思います。

イリヤ・クブシノブさんの作品は「イラスト」という側面よりも「アート」という側面が強く出ていると感じました。

ご本人も自分の作品を見て、「人それぞれで、より大事な意味を見つけてくれたら嬉しい」と語っており、作品を通して伝えたいことがあるのでイラストよりアートに近いのかもしれません。

イリヤ・クブシノブの画集について

次に出版している画集について触れていきます。

下記はイリヤ・クブシノブさんが出版している画集です。イラストの塗り方の研究やイラストが好きな方におすすめです。

Instagramで69万人、Twitterでは13万人以上のフォロワーを持つ新進気鋭のイラストレーター・漫画家、イリヤ・クブシノブの商業初画集です。イリヤ氏の視点で捉えた少女たちの表情、日本の街や人など、心の琴線に触れる作品の数々をご覧ください。

amazonより引用

Instagramのフォロワー160万人以上!! 映画『バースデー・ワンダーランド』、『攻殻機動隊 SAC_2045』のキャラクターデザインなどを手がけ、躍進を続ける人気イラストレーター、イリヤ・クブシノブ。本書では初画集『MOMENTARY』以降のオリジナル作品を中心に、商業作品を含むアートワークを300点以上収録!多数のアートワークからイリヤ・クブシノブの軌跡をたどる1冊です!

amazonより引用

世界35の映画賞に輝いた原 恵一監督のアニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』の公式設定資料集です。キャラクター・ビジュアルデザインを手がけた新進気鋭のアーティスト、イリヤ・クブシノブによるキャラクター・美術設定画の他、プロップ、メカ設定、美術ボードなど多数収録! さらに原 恵一監督のイメージラフや、イリヤ・クブシノブの初期スケッチといった貴重な設定画も公開! 巻末には監督:原恵一×キャラクターデザイン:イリヤ・クブシノブ×美術監督:中村 隆による座談会を掲載。作品の世界観を味わい尽くせる1冊です。

amazonより引用

情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。

攻殻機動隊の活躍を描くシリーズ最新作、史上初のフル3DCGアニメーション「攻殻機動隊SAC_2045」がNetflixで5月23日からシーズン2全世界独占配信スタート。

『Art Cards Collection』はシーズン1、劇場版、シーズン2まで、作品を彩り続けた美麗アートワークを収録したイラストカード集です。キャラクターデザインを手がけるIlya Kuvshinov(イリヤ・クブシノブ)氏による新作描き下ろし2点を含めた20点を収録。アートを存分に堪能できる少し大きめサイズで、1枚ずつ取り外し独立して使用できます。広演色印刷による紙独自の華やかで深みのある色彩をお楽しみください。

amazonより引用

ここまで画集について触れてきました。次にイリヤ・クブシノブさんのSNS戦略について紹介します。

イリヤ・クブシノブのSNS戦略

SNS戦略で重要なことは、粘り強く継続することが大切だと語っています。

イラスト投稿を定期的に行うことで、多くの人に関心を持ってもらえるメリットがあります。

ご本人も毎日イラストを投稿していたことがあり、仕事の後に2時間イラストの練習をして、2時間を個人のイラストを描く時間に当てていたと話しています。

多くの方が継続を諦めてしまう中で、やり続けることが大切だと改めて思う言葉ですね!

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イラストを描くときの道具について

最後にイラストを描くときに使用している道具を紹介していきます。

使用している液晶タブレットは「Wacom Cintiq Companion」を使用しており、ソフトは「Photoshop」と「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使用しています。

ロシアに在住の時はMacを使っていましたが、日本にきてからはWindowに変えており、Wacom Cintiq CompanionはWindowが内蔵されているのでPCとしても使えます。

下記はイリヤ・クブシノブさんのメイキング動画です。参考にどうぞ!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は人気イラストレーター「イリヤ・クブシノブ」さんの経歴や画集などについて紹介してきました。

国内外に多くのフォロワーを持ち、キャラクターデザインや個展を開くなど活躍の幅がさらに増えていくと思うのでこれからもチェックしていきます!