こんにちは、Ryoです。
今回はイラスト力を上げるおすすめの教本を10選紹介していきます。
イラストを描くときには様々なテクニックが必要であり、例を挙げると人体の構造や骨格、構図、色彩、イラストソフトの使い方などがあります。
インターネットで検索しても抽象的な部分も多く、具体的にどのように描けば上達するのか分からないことも多いです。
そこで今回はイラストを上達させるための教材を10選ほどまとめました。
ご自身が課題(例:キャラクターの塗り方が上手くなりたい、人物の骨格を知りたいなど)として考えているものに合った教材を選ぶことで、成長が早くなっていきますのでぜひ吟味して見てください。
おすすめ教材10選
イラスト解体新書
「イラスト解体新書」は、絵を描くことに興味がある人、特に独学で絵を描いているけどなかなか上手くならないと感じている人に最適な本です。
この本は大きく分けて2部構成となっており、「人物の描き方」と「構図の演出方法」の2つのテーマに焦点を当てています。
具体的には、以下のような内容が含まれています。
- 顔の描き方(人物編)
- 体の描き方(人物編)
- 服の描き方(人物編)
- ポーズの考え方(構図編)
- 構図の考え方(構図編)
上記のテーマは、絵を描く上での基本的なスキルを習得するためのもので、初心者から上級者まで幅広い読者に対しても有用です。
また本書では、絵を魅力的に見せるためのテクニックも教えてくれる一冊になっています。
キム・ラッキの人体ドローイング
「キム・ラッキの人体ドローイング」は、人体の描き方について深く学びたいと考えている人に適しています。
この本は、人体の迫力ある動きを裸図で描く方法を詳しく説明しています。
人が動作の中で見せるさまざまなポーズが、どのような筋肉運動や骨の形によって形成されるのかを、美術解剖学に基づきながら丁寧にかつ多くの事例を紹介して説明しています。
具体的には、以下のような内容が含まれています。
- 人体を頭や胴体、手足など図形の組合せで示す「図形化」
- 角度の違いによる人体のパーツの見え方
- 激しく複雑な体の動きを描く方法
しかし、一部のレビューによれば、この本は完全な初心者には少し難しい可能性があります。
そのため、絵を描く基本的なスキルをすでに持っている人、特に人体を描くことに興味がある人に最適です。
初心者の方は、基本的なスキルを身につけた後でこの本を読むことをお勧めします。
それにより、より深い理解とスキルの向上を達成することができると思います。
絵がふつうに上手くなる本
「絵がふつうに上手くなる本」は、絵を描くことに興味がある人々、特に絵を描き始めたい人、絵が上手くなりたい人、絵を仕事にしたい人に適している教本です。
この本は、絵を描くことに興味があるすべての人にとって有用であり、それぞれの読者が自分のスキルレベルに応じて、この本から最大限の利益を得ることができるように、内容は幅広く、詳細にわたって説明されています。
具体的には、以下のような内容が含まれています。
- 絵を描き始めたい人向け(第1、2章):ゲームやアニメ、イラストに感動し、自分も絵を描けるようになりたいと思った人に向けて、最初のステップを提案します。何から始めると楽しめるか、どんな道具がおすすめかなどを紹介しています。
- 絵が上手くなりたい人向け(第3~8章):観察の方法、自分が伝えたいことをどうやって絵にするのか、立体、デッサン、資料の見方、著作権、テーマの生成、構図、パース、ライティングなどの根本について、絵が上手い人が無意識レベルで「ふつう」にやっていることを言語化し、具体例を交えて解説しています。
- 絵を仕事にしたい人向け(第9、10章):絵の仕事がしたいという人が最初に悩む「進路」や「就職」の話から、フリーランスとして仕事を得るための営業や自己ブランディングの話など、絵の仕事にまつわる疑問に答えています。
この教本を読むことで、絵を描くことの楽しさと、自分の絵を向上させるための具体的なステップを学ぶことができます。
DVDビデオ付き! アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術
「DVDビデオ付き! アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術」は、アニメーション作画を学びたい人に最適なガイドブックです。
この本は、初心者から経験者まで、絵を描くすべての人に役立つ技法書となっています。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- 「模写」を通じて最速で上手くなる方法
- 「単純化→細部」の順でなんでも描ける技術
- 画力アップのカギとなる「肩・腰」の表現力
- キャラの躍動感を「重心の変化」で表現する方法
- どんな空間も自由に描ける「空間ビート」の技術
本書は実践的なテクニックとプロの知識が詰まっており、読み進めるごとに描けるようになっていく達成感を得ることができます。
付録のDVDでは、誌面では伝えきれなかった詳細なテクニックが紹介されています。
したがって、この本はアニメーション作画に興味がある人、自分の描く絵を向上させたい人、またはプロのアニメーターとしての夢を追求している人にとって、非常に有益なリソースとなります。
ポーズの美術解剖学(DL特典:本書をもっと使いこなせる練習法指南)
「ポーズの美術解剖学(DL特典:本書をもっと使いこなせる練習法指南)」は、人体のポーズを描くための美術解剖学に基づいた教材で、特に人体のポーズを描くことに興味・上達したい人に適している教材です。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- 美術解剖学に基づいた人体のポーズの解説
- 人体を表現した彫刻、絵画、素描、美術解剖学書の図や古写真が元になったイラスト
- 素体(人形などの土台となる基本的な形)と解剖学的な構造を掛け合わせたような表現
- 胴体、腕、脚はそれぞれ色分けし、大きさや長さの割合や、どの程度ひねっているのか、曲げているのか、左右でどう変化しているのかなど、部分に絞ると情報が整理できて、わかりやすくなる
この本は、美術解剖学に初めて触れる人、または既に一定の知識を持っている人にとっても有益なリソースとなります。
ただし、本書の内容を最大限に活用するには、実際に絵を描きながら学ぶことが重要です。
イラスト、漫画のための構図の描画教室
「イラスト、漫画のための構図の描画教室」は、イラストや漫画を描く上で重要な「構図」について学びたい人に最適な本です。
この本は、初心者から経験者まで、イラストや漫画を描くすべての人に役立つ教科書となっています。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- 「構図とは何か」から「構図を使いこなすコツ」「描画テクニック」などの基礎知識
- 魅力的な実例イラストと図解で構図法を解説
- 構図を取り入れた魅力的な実例作品がたくさん掲載
この本書は10年以上、マンガの専門学校で教鞭をとり、多くの絵師を指導してきた筆者が教えており、理論に裏付けされた構図づくりを学べば、イラスト上達の近道になると思います。
したがって、この本はイラストや漫画の構図に興味がある人、自分の描く絵を向上させたい人、またはプロのイラストレーターや漫画家としての夢を追求している人にとって、非常に有益なリソースとなります。
きらめく瞳の描き方 (超描けるシリーズ)
「きらめく瞳の描き方 (超描けるシリーズ)」は、キャラクターの瞳を描く技術を学びたい人に最適な本です。
この本は、見る者をハッと惹きつけるような、宝石のように美しい瞳の描き方が詳細に解説されており、また様々な画風の実力派プロイラストレーターによる解説も含まれています。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- 本書ではワンランク上の技術を一挙に解説
- 観る者の視線を惹きつけて離さない「視線」
- 神絵師のきらめく瞳の描き方を一挙に紹介
この本は、美しい瞳の数々を見ているだけでもうっとりするほどのビジュアルを提供しています。
平面に描いているにも関わらず、吸い込まれるような透明感、明かりが灯っているかのような輝き、そこに実在しているかのような立体感、思わず触れたくなるような艶感を表現する方法が詳細に掲載されています。
これらの特徴から、「きらめく瞳の描き方 (超描けるシリーズ)」は、イラストを描くことが好きな人、プロのイラストレーター、そしてイラストを学びたい初心者にとって、非常に有益な本と言えます。
プロ絵師の技を完全マスターキャラ塗り上達術: 決定版
「プロ絵師の技を完全マスターキャラ塗り上達術: 決定版」は、キャラクターの塗り方を上達したい人に適した本で、ペイントツールのスタンダード【CLIP STUDIO PAINT PRO】 を用いたバリエーション豊かな塗り方を伝授しています。
この本は、プロ絵師の使用ツールやテクニックを徹底的に解説し、プロ絵師の塗りを再現することで、様々なテクニックを学べる最強のメイキング&テクニックガイドです。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- プロ絵師10名の様々な塗り方: 本書では、プロの現場で活躍するイラストレーター10名が勢揃いし、「アニメ塗り」「ブラシ塗り」「水彩塗り」「厚塗り」など、CLIP STUDIO PAINTを用いたバリエーション豊かな塗り方を伝授しています。
- 詳細なレイヤー設定と使用ツール: 「キャラ塗り」におけるプロ絵師の使用ツールや技術を徹底的に解説しています。レイヤー構成、レイヤー設定、使用ブラシ、配色時のRGB値などの詳細な設定を記載しています。
- プロ絵師の塗りを再現: プロ絵師の塗りを再現することで、様々なテクニックを学べるイラストメイキング&テクニックガイドとなっています。
- 豪華4大ダウンロード特典: 本書の購入者限定で、CLIP STUDIO PAINTで使用できるイラストデータが手に入ります。レイヤー別完成イラスト、練習用線画、プロ絵師のカスタムブラシ、カスタムカラーセットなどが含まれています。
以上のような内容から、「プロ絵師の技を完全マスターキャラ塗り上達術: 決定版」は、イラストの塗り方を深く学びたい方にとって、非常に有益な参考書となります。
うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法
「うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法」は、さいとうなおき氏によるイラスト上達法の本で、絵を描く全ての人に向けて書かれています。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- さいとうなおき流・絵の上達法: さいとうなおき氏のYouTubeチャンネルで語られた「さいとうなおき流・絵の上達法」を、「うまく描けない」「見てもらえない」「仕事がもらえない」「やる気が出ない」といった、絵描きが抱えるお悩みテーマ別に紹介しています。
- Q&A方式での紹介: 本書では、大きく4つのテーマ「うまく描けない」「見てもらえない」「仕事がもらえない」「やる気が出ない」に分けて、それぞれQ&A方式で紹介しています。
- メンタルの話: 絵を描くにあたってのメンタル的な部分のことが語られています。練習法やスランプの抜け方などそういった心構えの部分が書かれています。
- Twitter(X)の絵アカウントの育て方やフリーランスとしての働き方: Twitter(X)の絵アカウントの育て方とか、フリーランスとしての働き方などの部分にも触れています。
さいとうなおき氏は、絵を描くことが楽しくなるような方法を提供し、楽しいからどんどん描けるようになり、作品が増えればファンも増えると述べています。
この教本を読むことで、絵を描くことの喜びを再発見し、自分自身の表現力を向上させることができます。
また、レビューによれば、この本は絵描きのメンタルに寄り添う内容であり、自信がない絵描きのメンタルを強化するのに役立つと評価されています。
イラスト最速上達法
「イラスト最速上達法」は、さいとうなおき氏が自身の絵を上達させるために実行した3ヶ月間の上達法を体系的にまとめたものであり、体系的にイラストを学びたい人やどのようなポイントが上達のコツなのか知りたい方に適した教材になっています。
具体的には以下のような内容が含まれています。
- 第1章:理想の自分の絵を探す
- 第2章:その人の絵柄でオリジナル作品を描く
- 第3章:自分の絵とお手本を見比べる
- 第4章:その一点に絞って練習
- 第5章:練習したことを反映して2章へ戻る
- 第6章:追加処方
この本では、上達法と合わせて意識すると効果的なポイントや考え方など、YouTube動画で語られた内容を徹底収録しています。
また、YouTubeでは語っていない『細やかなポイント』や『考え方』、さらに『仕事』や『お金』、悩みが尽きない『トレパク問題』に関しても、実際に弁護士に相談し、法的にアウト・セーフの線引きの補助線となる具体的な作例をまとめたものを徹底収録しています。
さいとうなおき氏が『モンスター絵師』から『キャラクター絵師』に転身を果たす際に実行した、3ヶ月間の上達法をわかりやすく体系的にまとめた内容で、何と313ページの充実した内容となっています。
この本を読むことで、あなたのイラストのレベルアップのヒントになると思います。
本読み放題アプリ「Kindle Unlimited」を活用
イラスト上達本・テクニック教本は、フルカラーでボリューム満点なぶん、実際の本を購入するとなると1冊数千円するのでかなり経費がかかります。
とはいえ、なるべく多くの技法を参考にしたいと思う方も多数いると思います。
そこで「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)」という月額読み放題プランという選択もオススメいたします。
Kindle Unlimitedはイラスト本を含む書籍、コミック、雑誌などが200万冊以上読み放題になり、30日間の無料体験ができるので、今すぐにでも始めることが可能です。
Kindle UnlimitedはKindle端末だけでなく、スマホ、タブレット、PCやMacでも利用することができ、端末にダウンロードしておけばオフラインでも読めてしまうのもメリットです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はイラスト力を上げるおすすめの教本を10選紹介してきました。
AIが発展している中でも人間が描く作品たちには価値があり、その価値を高めるためのイラスト上達本は多く存在します。
自身にあった教材を選び、上達できる参考になれば嬉しいです。