【出水ぽすか】約束のネバーランドのイラスト担当出水ぽすかの経歴やイラストを描くときの環境について徹底解説!

出水ぽすかサムネイル

こんにちはRyoです。

今回は、人気イラストレーター出水ぽすかさんの経歴やイラストを描く時の環境などについて解説していきます。 

出水ぽすかさんと言えば、週刊少年ジャンプで連載されていた「約束のネバーランド」の作画を担当した印象が強いですが、他にも「魔王だゼッ!! オレカバトル」というカードゲームの作品も作画担当していました。

調べて見ると描いた漫画は連載、読切を含めて30作品以上だとわかりました。

イラストレーターであり、漫画家としての側面もある出水ぽすかさんですが、どのような経歴を送ってきたのでしょうか。 

その経歴について深ぼっていきましょう。

出水ぽすかのプロフィール

初めにプロフィールについてみていきます。

プロフィール

生年月日1988年1月17日
出身地東京都
性別女性
出身校不明(美術大学卒業)
職業イラストレーター/漫画家

出水ぽすかさんは東京都出身で大学名は不明ですが都内の大学を卒業しました。1988年1月17日生まれで「出水ぽすか」という名前は本名ではなくペンネームです。

ペンネームの由来は、児童向けの漫画家を目指してということであり、子供たちが呼びやすい名前からきました。漫画家としてデビューする前は「ポーン」って名前を使っていたのでそれが元になっています。

趣味は旅行で、コロナウィルスが流行する前はよく海外に行って、色々なものを写真で撮っていました。海外では、タクシー代を過分に取られたり、財布を盗まれたりしたこともありますが良い経験をしたと話しています。

一人で海外に旅する時は、財布を複数に分けたり、持ち物に鍵をつけて対策するなどして安全に気をつけて楽しむ必要がありますね。

運動することも好きらしく、定期的にジムに通って体を動かしたりしています。

プロフィールについて簡単に紹介してきました。次に出水ぽすかさんの経歴について紹介していきます。

出水ぽすかの経歴

絵を描き始めたのは幼少期からです。幼少期の頃は、イラストが特に上手いという訳ではなく平均的でした。

得意になったのは中学生の頃からで、高校生になると漫画を描き始めるまで成長しています。

高校生の頃、偶然にも部活の先輩が創作好きで漫画部への兼部を勧めてきました。

そのおかげでイラストが上手い先輩や友達ができて漫画の描き方を知ることができました。

出水ぽすかの中学生の時に描いたイラスト

(中学2年生の頃描いた絵/出典:Genseki

一番初めに描いた漫画は、わずか5ページの作品で慣れないペンを使うと、なかなか気乗りしないこともあって夏休みの1ヶ月もかかってしまった思い出があります。

それでも、高校の最後には受験勉強をしながら描き続けて、週刊少年ジャンプに投稿できるまで成長することができました。この時に受賞した「高校生賞」は今でも忘れません。

その後、教育系の大学に入学しましたが、美術系の大学を諦めきれなかったので教育系の大学を中退して、美術系の大学に入学しました。美術を学んだことも作風に生かされていると話しています。

大学卒業後は、漫画家のアシスタント兼イラストレーターとして活動しており、稼ぎの方はそれなりによかったそうです。

2016年に白井カイウ先生とタッグを組んで制作した作品「約束のネバーランド」を連載し始めます。白井カイウ先生との出会いはジャンプ編集部からメールがきたことがきっかけです。

編集部と白井カイウ先生は約2年間、作画担当者を探していたと話しており、その時にたまたま連載終了間近まで迫っていた出水ぽすかさんをSNSで見つけて作画担当を快諾したという経緯でした。

初めの頃は、読み切りの作画担当でしたが制作した作品が好評だったので、そこから「約束のネバーランド」作りが始まったと話しています。

その後、2018年に「このマンガがすごい!2018」のオトコ編1位に選ばれ、アニメ化や映画化するほどの人気作品へと変わっていきました

ここまで出水ぽすかさんの経歴についてお話ししてきました。次に出水ぽすかさんのイラストの特徴について紹介していきます。

出水ぽすかのイラストの特徴

出水ぽすかさんのイラストの特徴として、アナログ線画を生かした味のある線画と中世ヨーロッパの絵画を連想させる配色が特徴的です。

紙で描かれたような質感があり、人物以外の構造物や生物の構造も細かく描かれており世界観を確立させています。

また、海や船のイラストを描くことが多いのも特徴的です。船のおもちゃを子供の時に買ってもらって机に置いていたことと祖父が船乗りで、海をよく観に行ったり、市場に行くこともあったのも要因だと思います。

下記は出水ぽすかさんのサイン会の動画です。

次にイラストを描くときの環境について紹介します。

イラストを描くときの環境について

主に、ラフを描くときは紙と鉛筆を使ってアナログ環境で描いていきます。下書きで描いた線を残すことを心がけていて、ラフで描かれた線が主線になるのでペン入れはほとんどしません。

線画をスキャナーで取り込み、パソコンで作業するときは「CLIP STUDIO PAINT EX」と「Photoshop」の2種類を使って完成させていきます。

イラストを描くときは消失点を意識しており、読者の視線がどう動くのか、どう見えているのかを意識して視線誘導が上手くできるように心がけています

こだわりは特にないが、自宅の中にたくさん椅子があるので定期的に座る椅子を変えていることが多く、喫茶店で作業することもあります。

使っているモニターはアクアのスリムLEDモニターで、ペンタブレットは「Cintiq 13HD」と「Cintiq Companion」を使用しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は出水ぽすかさんの経歴やイラストを描く時の環境について解説しました。

まだまだ、活躍の場を広げていく出水ぽすかさんですが、約束のネバーランドを作画した漫画家として、そしてイラストレーターとしてこれからも多くの読者に楽しみを届けてくれることを期待していきましょう。