【まとめ】アニメ制作会社はどのくらいあるの？人気制作会社20社を一覧にしてまとめました！

こんにちは、Ryoです。

今回は、アニメ制作会社20社を一覧にしてまとめて紹介していきます。

昨今では、NetflexやAmazon Primeが登場し、国内だけで無く海外からもアニメを見る人口が増えてきています。

その中で特筆するべきはアニメ制作会社です。アニメ制作会社によって構成や作画、演出などが異なり、新しい発見をすることもできます。

今回のランキングでは「みんなのランキング」というサイトを参考して分かりやすくまとめました。ぜひご覧ください。

アニメ制作会社とは

初めに「アニメ制作会社」について紹介していきます。

アニメ制作会社とは、主にアニメーション制作を業務とする会社のことを指し、「元請け会社」「下請け会社」「専門スタジオ」と分けられます。

元請け会社は、企画や製作などを請け負い、アニメのOPやEDにクレジット表記される会社です。

下請け会社は、元請け会社からグロスでアニメ制作を請け負う会社を指します。グロスとは、アニメ制作を一話まるごと制作を任せるという意味です。

専門スタジオは、背景美術や撮影などの制作工程外を担当する会社です。

多くの制作会社の従業員が5人以下も珍しくなく、所属していた制作会社から独立して起業するケースが多いです。

次にアニメ制作会社の人気ランキングについて見ていきましょう。

アニメ制作会社人気ランキング

ここからはアニメ制作会社について20位から1位という順番で紹介していきます。

20位：GAINAX

GAINAXは、1984年12月にアニメ映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の制作を目的として設立されました。

会社名の由来は、島根県の東部と鳥取県の西部の方言で「大きい、凄い」という意味の「がいな」に未知を表す「X」をつけたものが由来となっています。

代表作品

19位：SILVER LINK.

SILVER LINK.は2007年12月に、フロントラインで制作本部長、及び『PRISM ARK』などの制作プロデューサーを務めた「金子逸人」が、同社から分社の形で設立しました。

設立当初は、アニメーションの作画制作の作業やグロス請けを中心に活動していたと記載されています。

代表作品

18位：スタジオぴえろ

スタジオぴえろは、『みつばちマーヤの冒険』などを手がけた後に、学習研究社からの依頼で、『ニルスのふしぎな旅』を制作するため設立されました。

会社名の由来は、アニメーター・演出家の「布川郁司」が幼少期に山王祭りで見たサーカス集団が印象に残っていたことが由来となっています。

また、ジャンプ作品のアニメ化を多く手がけていることでも有名です。

代表作品

17位：J.C.STAFF

J.C.STAFFは、1986年にキティ・フィルム三鷹スタジオのプロデューサーを務めた「宮田知行」がOVA専門会社として立ち上げた会社です。

会社名の正式名称は、「JAPAN CREATIVE STAFF」で制作管理・作画・仕上・背景美術・3DCG・撮影までの一貫した制作体制を持っています。

代表作品

16位：トリガー（アニメ制作会社）

トリガーは、アニメ制作会社ガイナックスに所属していた「大塚雅彦」「今石洋之」「舛本和也」の3人が独立という形で設立しました。

会社名の由来は、「作品が弾丸だとしたら、それを打ち出す引き金でありたいとの想いで名付けた」と記載されています。

代表作品

15位：スタジオカラー

スタジオカラーは、株式会社ガイナックスの代表取締役だった「庵野秀明」が、同職を辞して2006年9月に設立しました。

自社制作の長編アニメーション映画制作を旨としていますが、スタジオジブリなどの他社制作の長編アニメ作品の制作協力も行っています。

会社名の由来は、色を表す「Color」ではなく、ギリシア語で「歓喜」を意味する「χαρά」が由来になっています。

代表作品

14位：WHITE FOX

WHITE FOXは、制作チームOLM TEAM IWASAのプロデューサーだった「岩佐岳」が独立し、2007年にテレビアニメ『うたわれるもの』のメインスタッフらと共に設立しました。

会社名の由来は、イタズラ好きで姿を変えて人を驚かせることで知られる「狐」をイメージして名付けられています。

代表作品

13位：CloverWorks

CloverWorksは、『アイドルマスターシリーズ』や『心が叫びたがってるんだ。』などのアニメーションを担当してきた「高円寺スタジオ」が名称を「CloverWorks」と改称し、設立されました。

アニメ制作会社「A-1 Pictures」の事業一部を会社分割という形で設立されており、ロゴの意味は「アニプレックス、A-1 Pictures、CloverWorksが3枚の葉であり、最後の1枚が視聴者の皆さん」という意味があります。

※A-1 Picturesはアニプレックスの完全子会社です。

代表作品

12位：サンライズ

サンライズは、バンダイナムコグループ傘下のアニメーション制作会社の名称です。

元々は、旧虫プロダクションから独立した営業・制作畑のスタッフが中心に設立しており、当時は「有限会社サンライズスタジオ」という名称でした。

多くのオリジナルロボットアニメーションを手がけており、理由としては、資金不足を解消するために、版権収入や玩具会社とのタイアップによって二次的な収入を得るためだと記載されています。

代表作品

11位：動画工房

動画工房は、1973年に戦前から活躍した漫画家兼アニメーターの「古沢日出夫」が設立し、代表取締役は「石黒育」が務めました。

設立当初は、スタジオジブリや東映動画の下請けが中心でしたが、2005年から元請制作を行うようになっています。

代表作品

10位：シャフト（アニメ制作会社）

シャフトは、1975年に虫プロダクション出身の「若尾博司」が「有限会社シャフト」として設立しました。

設立当初は、制作作品の仕上を請け負うことが多く、1980年代からはグロス請けを開始してアニメーション制作全般を請け負う制作会社になりました。

代表作品

9位：マッドハウス（アニメ制作会社）

マッドハウスは、虫プロダクション出身の「丸山正雄」「出崎統」「りんたろう」「川尻善昭」らが、同社の経営危機をきっかけに設立しました。

会社名の由来は、千葉県にあった「松戸ハウス」という名前のお店のパクったものと公言されています。

代表作品

8位：MAPPA

MAPPAは、2011年にマッドハウスを退社したアニメプロデューサーの「丸山正雄」が『この世界の片隅に』という作品をどうにかして世に出そうと思い設立されました。

会社名の由来は、「Maruyama Animation Produce Project Association」の頭文字をとってつけられています。

代表作品

7位：Production I.G

1987年に、Production I.Gの元となる「有限会社アイジータツノコ」を設立し、1993年に「有限会社プロダクション・アイジー」に商号変更しました。

設立当初は、OVAやアニメ映画、ビデオゲームの映像などを請け負っていましたが、押井守監督の劇場映画作品を制作し、ヒットさせたことで企業の規模を拡大することができました。

代表作品

6位：A-1 Pictures

A-1 Picturesは、アニプレックスによってアニメコンテンツ供給の安定化や高品質化を目的に設立されました。

会社名の由来は、「Aniplex」「Animation」「Asagaya」の3つの言葉と「アニメーションで1番になりたい」という思いが由来になっています。

代表作品

5位：P.A.WORKS

P.A.WORKSは、2000年にタツノコプロ出身の「堀川憲司」によって「越中動画本舗株式会社」が設立され、2002年に「株式会社ピーエーワークス」に商号変更されました。

会社名の由来は、「Progressive Animation Works」の頭文字をとって命名しています。

代表作品

4位：WIT STUDIO

WIT STUDIOは、Production I.Gで企画プロデューサーを務めていた「和田丈嗣」と「中武哲也」をはじめとした同社の制作6課のスタッフが中心となって設立されました。

会社名の由来は、和田丈嗣をはじめスタッフの名前の頭文字をとって命名されました。また、WITは「機知に富んだ」という意味があります。

代表作品

3位：ufotable

ufotableは、制作プロデューサーの「近藤光」が独立し、2000年に設立されました。

事業内容は多岐に渡り、アニメーションの企画・制作および版権管理、シリーズ構成・シナリオ制作、TV番組・PVなど実写映像企画・制作、CG制作、クレイアニメーション制作、キャラクターグッズ企画・制作・販売など行っています。

また、店舗経営や声優の育成などの事業も展開しています。

会社名の由来は、実在する家具である『UFOテーブル』からとったのが由来で、「やりたいことを人に伝えていこう」という思いが込められています。

代表作品

2位：ボンズ

ボンズは、サンライズ第2スタジオのプロデューサーだった「南雅彦」が代表者となり、フリーアニメーターの「逢坂浩司」「川元利浩」を誘って設立しました。

会社名の由来は、設立当初8名ほどの「骨のような会社に肉を付けていこう」という思いから命名したと記載されています。

代表作品

1位：京都アニメーション

京都アニメーションは、1981年に八田英明社長と妻の陽子さんが「京都アニメスタジオ」として設立しました。

陽子さんは、漫画家手塚治虫の「虫プロダクション」で働いた経験があり、近所の主婦を集めてセルに色を塗る「仕上げ」の工程を請け負っていました。

会社のロゴは、「京」の文字をモチーフにしてデザインされています。

代表作品

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、人気のアニメ制作会社を一覧にしてまとめてみました。

ここに記載されていないアニメ制作会社も多くあり、業界的には氷山の一角でしかないので、詳しく知りたい方はぜひ検索してみてください！