こんにちは、Ryoです。
今回は、2024年版Adobe Fontsで使用できるおすすめのフォントを35選紹介していきます。
Adobe Fontsは定期的なアップデートを行っていて、無料プランで1500個のフォントを使用でき、有料プランで20,00個以上を超える高品質フォントを使用することができます。
2023年11月に新しくアドビオリジナルのアンチック体「貂明朝アンチック」が登場したり、ゴシック体のラインナップが拡充されました。
定番のフォントから少し変わったフォントまで見ていきます。
各フォントについて
定番フォント
ヒラギノ角ゴシック
『ヒラギノ角ゴシック』は、くせのないやや広めのフトコロと、画線両端のアクセントにより、存在感と読みやすさを両立しているのが特長。
ヒラギノ明朝
ヒラギノ明朝体は、現代的でシャープな表情の中に、伝統的な筆文字の美しさをマッチさせた華やかで上品な書体が特長的。
游ゴシック
游ゴシックは、ビジネス用途の硬い雰囲気の文書に使いやすいフォントで、通常版、Light、Medium、Demibold、Bold、Extra Bold、Heavyの7種類のウェイトがあり、キャプション・本文から小見出し・大見出しまで幅広い用途に対応できます。
游明朝体
游明朝体は、単行本や文庫などで小説を組むことを目的に開発された「時代小説が組めるような明朝体」で、ウェイトは、Light, Regular, Medium, Demibold, Bold, Extra Boldの6種類があります。
Noto Sans
Noto Sansは、GoogleとAdobeが共同開発したというプロフェッショナル向けのサンセリフ体の書体です。Notoは「No Tofu」という意味で、豆腐のように文字が表示されないことを防ぐために作られたフォントです。
Noto Serif
Noto Serifは、Noto Sansと同様GoogleとAdobeが共同開発したというプロフェッショナル向けのセリフ体の書体です。ラテン文字、キリル文字、ギリシャ文字など、多くの言語と文字をカバーしています。
リュウミン
リュウミンの書体は、金属活字に由来する彫刻刀の冴えを、左右のハライや点の形に活かしながらも、縦画・横画の先端やウロコにはやわらかさをもたせており、親しみやすい雰囲気になっています。
A-OTF UD新ゴ
A-OTF UD新ゴは、モリサワ社が制作したユニバーサルデザイン書体です。見やすさとわかりやすさを重視した字形で「新ゴ」をベースにとりいれています。欧文・数字にはClearTone SG のデザインが採用されています。
M Plus 1p
M Plus 1pは、プロポーショナルなラテン文字と固定幅の日本語文字を組み合わせたデザインで、ラテン文字はM+ Fontsの「M+ 1m」、日本語文字はM+ Fontsの「M+ 1c」をベースにしています。
黎ミン
黎ミンは、モリサワ社が制作した現代的な明朝体です。横画の太さを段階的に変化させた「黎ミングラデーションファミリー」を構成する34書体からなり、本文からディスプレイまで幅広く活用できます。
かわいいフォント
AB-こころ
AB-こころは、直線的なストロークと角丸フォルムが特徴的で、丸ゴシックのような雰囲気を持ちます。ポップで可愛らしい印象のフォントで、見出しやサインなどに向いています。
コーポレート・ロゴ(ラウンド)ver2
コーポレート・ロゴ(ラウンド)ver2は、源柔ゴシック(源ノ角ゴシック)をベースにした丸ゴシックフォントであり、ひらがなとカタカナは、企業のロゴに向いているというコンセプトで作られたオリジナルのものです。
AB-丸花巻
AB-丸花巻は、漢字の偏や旁の大きさがアンバランスな丸ゴシックスタイルのフォントです。丸ゴシックよりもう少しだけ柔らかい雰囲気を出したい時に使えるフォントで、キャッチコピーなどにも向いています
どんぐり かな
どんぐり かなフォントは、手書き風や切り文字風のかなフォントで、漢字や英数字は含まれていませんので、別のフォントと組み合わせて使う必要があります。このフォントは、ロゴやキャッチコピーなどに使うと目を引く効果があります。
VDL ヨタG
VDL ヨタGは、スッキリしているのに柔らかな色気や愛嬌がある、穏やかな表情の“癒し系”フォントと言われています。素直でシンプルなエレメントと丸みを帯びたエッジが特徴で、手書きのような素朴な風合いも感じられます。
おしゃれフォント
Futura
Futuraフォントは、ドイツのデザイナー、パウル・レンナーが1923年に発表したジオメトリック・サンセリフの書体です。円、三角形、四角形などの幾何学的な形をベースにしたシンプルでモダンなデザインが特徴で、未来を意味するラテン語の名前にふさわしいフォントです。
FOT-筑紫A丸ゴシック
FOT-筑紫A丸ゴシックは、デジタルフォントの標準的な丸ゴシック体とは一線を画し、現代の感覚で味わい深い丸ゴシック体を設計しています。ふところの広い現代風なデザインではなく、ふところを絞ったデザインの丸ゴシック体です。
砧 丸明オールド StdN
砧 丸明オールド StdNは、砧書体制作所が制作した丸明朝体の書体です。文字の先端や漢字のウロコに丸みを持たせ、やさしい表情に仕上げたこの書体は、サントリー「モルツ」の広告などで使用されており、馴染みのあるフォントの一つになっています。
Proxima Nova
Proxima Novaフォントは、Mark Simonson Studioが制作した人気のサンセリフ書体です。「Futura」と「Akzidenz Grotesk」の特徴を融合したようなデザインで、幾何学的な雰囲気とモダンな印象を持ちます。
Roboto Slab
Roboto Slabは、Mark Simonson Studioが制作した人気のサンセリフ書体です。AndroidやChrome OSでのデフォルトフォントとして利用されているRobotoフォントと同じく、幾何学的な雰囲気とモダンな印象を持ちます。
ポップフォント
モッチーポップ
モッチーポップは、女子が書いたモチモチしてコロコロ丸っこい字でポップなフォントを目指して作られた日本語フリーフォントです。YouTubeやTikTokの動画テロップや商品の宣伝POP、漫画のセリフなどに使われており、かわいいだけでなく様々な場面になじむフォントです。
AB Tombo Bold
AB Tombo Boldは、新聞社、出版社、国語研究所等の使用頻度表から選んだ、ベスト1,000の漢字に両仮名および約物を加えた計1,206文字が含まれます。筆のようにしなる「フレキシブルファイバー(筆)芯」と細めの線もきれいに書ける「0.8㎜ポリエステル芯」のツインタイプで、全108色があります。
マメロン
マメロンフォントは、丸形書体で、デジタル時代の日常語と俗語の文章表現の視覚化と共有を目的として作られました。WEB上の長文で使用しても読みやすく、動画のテロップにもおすすめです。
TA-ことだまR
TA-ことだまRとは、スキルインフォメーションズという会社が提供するデザインフォントの一種です。文字のバランスをわずかに崩すことで、やわらかい表情を生み出しています。
RocknRoll One
RocknRoll Oneは、強弱のあるストロークが勢いを加え、丸いドットが活発でダイナミックな感じを作り出します。WEB上の長文や動画のテロップにも読みやすく、適度なヴィンテージ感と目に引っかかりのあるデザインが特徴です。
レトロフォント
キリギリス
キリギリスフォントとは、切り文字のような大胆なフォルムで人気のデザインフォントのことです。Adobe Fontsで提供されているフォントで、漢字が約1000文字しか含まれていません。Webページの本文などには不向きですが、画像やポスターなどには適しています。
貂明朝
貂明朝とは、「かわいい」と「妖しい」の2要素をコンセプトに、鳥獣戯画などの日本らしさを追求したものです。貂明朝の特徴は、通常の明朝体よりも横線がちょっと太めで丸みを帯びていることや、ひらがなの線が少しのたくっていることです。また、白黒の楽しい形をしたグリフや、可愛らしい貂の姿をしたグリフも隠されています。
TA男爵
TA男爵とは、文字の「はね」や「はらい」が『クルンッ』と男爵ヒゲのようなモチーフが取り入れられているデザインフォントです。
ABイントレ
ABイントレフォントとは、細めのラインで構成されている日本語のデザインフォントです。縦のラインが2重になっていたり、仕掛けに少し面白みがあります。レトロでモダンな雰囲気があるので、イベントや企業のロゴやタイトルに向いています。
ABクワドラ
ABクワドラフォントは、ゴシック装飾のような中世的な雰囲気を持つ日本語のデザインフォントです。ラインが太く、ダイヤモンドのような装飾の癖が強いですが、ベタ打ちのままでもタイトルやロゴを作れてしまいそうなフォントです。
手書き、毛筆フォント
TA演芸筆
TA演芸筆フォントとは、落語や講談に使用されている演芸文字(寄席文字)になります。毛筆で書いたような太い線と力強い印象が特徴的です。
TA風雅筆
TA風雅筆フォントは、男らしく力強い太字の筆文字のデザインフォントです。講演会のタイトルやポスターなどに使えそうなフォントです。
黒龍爽
黒龍爽フォントは、高解像度書体『黒龍』のカスレ等を極力少なくし、シンプルなラインにリメイクされた筆書系デザイン書体です。牡の龍が暗雲立ち込める空を荒々しく漂うさまをイメージして作られた「黒龍」の力強いイメージを保ちながら、カッティングや動画、Webフォント等にも使いやすくなっています。
TA恋心
TA恋心フォントは、若い女の子が書いたような可愛らしく温かみのあるデザインが特徴です。TA恋心フォントは、見出しや吹き出し、ロゴなどにおすすめです。
TA-おおにし
TA-おおにしフォントは、男性が書いたようなかっこいい手書きの印象で、ポップやレトロなデザインにおすすめです。TA-おおにしフォントは、ロゴやタイトル、キャッチコピーなどの用途に効果的です。
ここまでAdobeFontsで使用できるフォントを紹介してきました。次にAdobeFontsの入れ方について紹介します。
Adobe Fontsの入れ方
1.Adobe IDの作成
下記のページにアクセスしてアカウントを作成します。
下記のリンクから申し込みをすると通常よりも「Adobe CC」を安く手に入れることができます!
2.AdobeFontsにアクセス
アカウント登録後、ログインした後に右上のグリッドアイコンをクリックして、メニュー内の『Fonts』をクリックします。
3.インストールしたいフォントを探す
AdobeFontsにアクセスできたら、『すべてのフォントを参照』をクリックし、インストールしたいフォントを探します。
4.フォントを有効化
インストールしたいフォントが見つかったら、アクティベートボタンをクリックしインストールできれば完了です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、2024年版Adobe Fontsで使用できるおすすめのフォントを35選紹介してきました。
フォントの種類が変わるだけでも印象はかなり変わりますので、自分の作品に合ったフォントを探してみるのも面白いかもしれません!
また、随時フォント内容を更新していきます。