こんにちはRyoです。
今回は、人気イラストレーター藤ちょこさんのこれまでの経歴やイラストを描くときの環境について解説していきます。
ライトノベルの挿絵やTCGイラスト、ソーシャルゲームのイラストなど色々な分野で活躍しており、大学在学中に「pixiv Zingaro」で初個展も開催しています。
幅広く活躍している藤ちょこさんですが、どのような経歴を送ってきたのでしょうか。その経緯について具体的に見ていきましょう。
藤ちょこのプロフィール
藤ちょこさんのプロフィールについて見ていきます。
プロフィール
生年月日 | 1990年9月30日 |
出身地 | 千葉県 |
性別 | 女性 |
出身校 | 多摩美術大学 |
職業 | イラストレーター |
藤ちょこさんの生年月日は1990年9月30日生まれ、千葉県出身です。幼少期からイラストを描くことが好きで、よく絵を描いていました。
出身校は多摩美術大学を卒業しており、同じイラストレーターの方ですと「さいとうなおき」さんや「LAM」さんが卒業しています。
LAMさんについて詳しく知りたい方はこちら
次に藤ちょこさんの経歴について紹介していきます。
藤ちょこの経歴について
幼稚園に入った時からイラストを描いていて、幼稚園の先生や家族から褒められるのが嬉しいから描き続けていました。
好きな漫画についてはよく模写をしており、「カードキャプチャーさくら」や「満月をさがして」などの作品を描いていたと話しています。
小学生の頃はファンタジー系の本が好きで図書館で借りてよく読んでおり、学校のクラブ活動ではイラスト部や手芸部、吹奏楽部にも入っていました。
小学4年生からマンガの教本などを読むようになり、つけぺんやトーンを使ってイラストを描くようになりました。
小学生の時から「りぼん」という週刊誌にマンガを投稿していて、中学生に上がると少年誌に投稿するようになったと話しています。中学・高校は美術部に入っていて、中学の時はパソコンを使ってお絵描きをしていました。
高校生になってから本格的に油絵などを勉強し始めました。高校生の時から美大を目指していたので高校2年生になってから美術の予備校に通い始めたと語っています。予備校での課題は多様だったので、色々な経験を得ることができました。
大学は多摩美術大学に通っていて、「絵本創作研究会」というサークルに入っています。
サークルの中でイラストを趣味で描いている方と出会い、デザインフェスタギャラリーでイラストの展示などの活動を共にしました。
大学ではそれ以外に文化人類学や歴史学、色彩学、解剖学などイラストを描いていく上で参考になることを学び、「何を描くか」という作品のネタ出しを得る経験ができたのがよかったと語っています。
ここまで藤ちょこさんの経歴について紹介してきました。次に藤ちょこさんのイラストの特徴について話していきます。
藤ちょこのイラストの特徴
藤ちょこさんのイラストの特徴は、鮮やかで明るい透明感のある色彩と奥行きを感じさせる構図や世界観が特徴的です。
塗り方は厚塗りを多く使用しており、イラストレーターの「ももこ」さんと同じ柔らかいタッチの塗りが印象的だと感じます。
ももこさんについて詳しく知りたい方はこちら
藤ちょこさんいわく、色彩は感覚的に着彩していると話しており、色を塗り直すより色を塗り重ねることによってより深い色味を出しています。
また、服装は和風なイメージのものが多く、「和風レトロ」というカテゴリーの作品が多いのも特徴的だと言えます。
下記は実際に藤ちょこさんがイラストを描いているメイキング動画です。
イラストを描く時に意識していること
次に藤ちょこさんがイラストを描く上で意識していることについてお話ししていきます。
特に意識している点は、自分が求める透明感をきちんと出せるように心がけている点です。
イラスト全体としてのバランスにも意識を向けていて、ラフの段階で色をつけて全体の色彩を調整していると話しています。
また、イラストを縮小して全体を確認することで、人の目を惹くイラストになるのでそこの調整に時間をかけることが多いそうです。
イラストを描くときの環境について
最後にイラストを描くときの環境について紹介します。
使用している機材はワコムのCintiq 24HDをメインに、Cintiq 13HDをサブで使用しています。Cintiq 24HDは自宅、Cintiq 13HDは小型で持ち運びができるので、外部で仕事をするときに使用しています。
イラストソフトはCLIP STUDIO PAINT PRO とopenCanvas、Photoshopの3つを使っています。CLIP STUDIO PAINTとopenCanvasはイラストを描くときに使い、Photoshopは最後の仕上げにフィルターなどをかけて色を調整するのに使用しています。
ワコム 液晶ペンタブレット 24.1インチ タッチ機能搭載 Cintiq24HD touch DTH-2400/K0
Cintiq 13HD 【旧型番】2013年4月モデル DTK-1300/K0
また、下記は藤ちょこさんが出版しているイラスト集です。
描き下ろしを含めたオリジナル作品と版権イラスト作品が収録されており、とても見応えのある画集です。イラストを描くときの参考になると思います!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は藤ちょこさんの経歴やイラストを描くときの環境についてお伝えしてきました。
メディア露出も高い方なのでこれからの活躍もお伝えできるように動向チェックが欠かせません。